病気・介護と医療費・介護費更新履歴
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◇眼鏡の購入代金が確定申告の医療費控除の対象となる条件 (01/31)
空間除菌製品にご注意
インフルエンザ・ノロ・ロタウィルス怖い！
その思いが強い人が多い性か、巷では、マスクや消毒薬だけでなく、空間除菌をうたう製品も盛んに売り出されている。
が、効果のほどは疑問だ。
効果が疑問どころか、害になる商品まで出回っている。
まあ、使い方の問題もあるが。
消費者庁、ストラップ型除菌グッズ「ウイルスプロテクター」の使用中止を呼びかけ
2013年2月18日、消費者庁が首から下げるストラップ型の除菌グッズ「ウイルスプロテクター」について、化学熱傷を負う事例を確認し、ただちに使用を中止するよう呼び呼びかけた。
ウイルスプロテクターは、首から下げることで空間除菌を行なうとする除菌グッズ。
塩素成分が浮遊するウイルスや菌を除去、嫌なにおいを消臭するとして販売されている。
消費者庁が確認したところでは、今年2月2日に、千葉県でウイルスプロテクターを首から下げて子供を抱いていたところ、幼児の胸が重症の体感接触皮膚炎を負うという事故が発生した。自治体や医療機関からも同様にやけどを負ったという事故の報告が寄せられているという。
化学熱傷とは？
化学熱傷とは化学物質による皮膚・粘膜の損傷を指す。
日本臨床皮膚科医会によれば、通常のかぶれとは異なり、使用してから数時間という短期間で発症するという特徴がある。
症状は、やけどをした時のような比較的強いヒリヒリした感じがするという。除菌剤が当たっていた皮膚が赤くなっていたら、まず微温湯でしっかり洗い流し、早めに皮膚科を受診する。
なぜ？ウイルスプロテクターで化学熱傷になったのか？
ウイルスプロテクター内には次亜塩素酸ナトリウム（塩素系漂白剤の主成分、水道水の消毒などにも使う）の錠剤が含まれている。
この、次亜塩素酸ナトリウムに水を含ませると強酸性を示す。
このため、皮膚（たんぱく質）を刺激し、化学熱傷となったものと考えられる。
まあ、塩素系漂白剤を首から提げて、それが皮膚についたせいで皮膚炎になったわけだ。
空間除菌をうたう商品は密閉空間での使用では効果はあるだろうが、開放された空間での効果ははっきりしていない代物。
それで、怪我しちゃ、本末転倒。
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