病気・介護と医療費・介護費更新履歴
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エボラ出血熱の自然治癒の後遺症
エボラ出血熱という病気があるのを管理人が知ったのは、なんと20年ぐらい前だ。
当時はまだ学生だった。
何かの本で読んだのがエボラ出血熱を知ったきっかけ。
本のタイトルは忘れてしまった。
その本の中には、エボラ出血熱で助かった人の後遺症なども乗っていた。
エボラ出血熱の自然治癒の後遺症
・脳機能障害
・筋肉組織の崩壊
・神経系の麻痺
要するに生きてるだけの廃人・・・。
もちろん、自然治癒の場合なので、血清などの輸血治療を受けた場合の後遺症はどの程度のこるのかはわからない。
同じ本の中で印象に残っている感染症がもうひとつある。
それは劇症型溶連菌感染症。
劇症型溶連菌感染症
いわゆる人食いバクテリア。
突発的に発症し、急速に多臓器不全に進行する。
1987年に米国で最初に報告され、わが国での最初の典型的な症例は1992年に報告された。
発熱、疼痛(通常四肢の疼痛)で突発的に発症し、急速に病状が進行して、発病後数十時間以内には軟部組織壊死、急性腎不全、成人型呼吸窮迫症候群(ARDS)、播種性血管内凝固症候群(DIC)などを引き起こし、ショック状態となる。
致命率は30%以上。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、致命率の高い重篤な疾患であるが、一方でその発生機序は未だ解明されていない。
要するに、どんどん組織が腐っていって、確定診断ができないと(原因が溶連菌とわからないと)どんどん壊死が広がって行くという代物。
症例が少ないので確定診断が難しい。
壊死部分を切断してもどんどん壊死が広がって行くので、切断が間に合わないという代物。
原因がわかってしまえば抗生剤などの理療が効果があるらしい。
エボラも劇症型溶連菌感染症実に衝撃的だった。
どっちもかかりたくない・・・。
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